大暑。

一年で一番暑いとされる大暑。
今年はまだ梅雨も明けず、七月のこの時期にしては思っているほど暑くはないとも言えますが…。
ただ今年の夏はいつもとは違って、新型コロナウイルスの予防のためにマスクを常に着けて過ごすとなると、普段と同じようにはいきません。
マスクを着けることで口元周辺あたりは40℃近くになると言われています。
水分を摂るたびにマスクを外さなければならないため、つい水分摂取が億劫になりがちです。
当然熱中症のリスクも増えてきます。

マスクを着けたままでの屋外の活動や仕事はさらに身体の熱もこもりがちになります。
散歩程度だからとあなどらず、お出かけ前の水分摂取、屋外でものどが渇いたと感じる前の水分摂取、帰宅後・屋内での休憩などにも水分摂取に心がけましょう。
汗をかくということは水分だけでなく塩分も一緒に身体の外に出て行ってしまいます。
水やお茶よりもスポーツドリンクや経口補水液(OS-1など),最近ドラッグストアなどで見かける塩分補給のためのキャンディやタブレットなどで塩分も補給しましょう。

2歳未満のお子さんのマスク着用に関しては、日本小児科医会よりの提言でご存知の方も多いと思います。
マスクで表情が見えにくくなる、熱中症のリスク、マスク着用による皮膚トラブル、突然死(SIDS)のリスクが上昇する等々。
日本小児科医会の「2歳未満のお子さんのマスク着用は危険」という提言に関連したQ&Aの下記のリンクも参考にしていただければと思います。
https://www.jpa-web.org/dcms_media/other/Q%26A_2saimiman_mask_200609.pdf

もう一つ気をつけていただきたいのがハンディファン(扇風機)。
素敵なデザインのものも増え、首から提げたり、バッグにも収納しやすく、ベビーカーに取り付けたりと、確かにお手軽で涼しくなれる便利グッズです。
扇風機やうちわは汗による気化熱を利用して体温を下げようとするものです。
つまり身体の水分が逃げていくのを利用していること。
水分が足りなくなってさらに脱水状態へ進みやすくなる、熱中症へのリスクが高まります。
一時的な効果に頼るのではなく、便利グッズも上手く利用しないと大変なことになります。
ハンディファンを持ち歩く場合は、必ず水分摂取を忘れないようにしましょう。
とくにベビーカーに取り付けている時は、お子さんがぐったりしていないか、機嫌が悪くないかなど様子をこまめに見てあげてください。

最近は朝から日中にかけては蒸し暑い時間帯が多く、受付カウンターではよしえさんから届いた涼しげなぺんぎんの絵手紙を飾らせていただいています。
涼しげな中にも、ひとりじゃないという温かみも感じられ、眺めているだけで和みます。

(吉田任子)