新型コロナウイルス感染症 その2

首都圏でも日に日に新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者は増加の一途をたどっています。学校はいつ始まるのか,入学式はできるのか,いつまで外出自粛が続くのか,不安の募る毎日ですね。

誰しも「自分は感染なんてしない」とどこかで思っているところがある,それが人間というもの。誰も「自分が突然死んでしまうなんてことはない」と,心のどこかで思っています。

先日志村けんさんが新型コロナウイルス陽性だというニュースが流れたそのわずか数日後に,まさか悲しいお知らせを聞くことになるとは,誰も考えもしなかったでしょう。誰が感染していて誰が感染していないかなんて,見ているだけでは分かりません。みんな不要不急の外出を自粛しているのだから自分一人ぐらい…と思う方もいるかもしれません。検査をしていないだけで,症状の出ていないコロナウイルスを持っている人が紛れて普通に生活している可能性は十分に考えられます。だからどこに出かけるにせよ,常に感染の危険ははらんでいることを考えることが大切です。常に言われれていることですが,石鹸での手洗い,アルコール消毒,マスクの着用,そのマスクも足りてはいませんがハンカチやハンドタオルなどでも十分咳エチケットになります。自分を守るため,自分の家族や大切な人たちに悲しい思いをさせないためにも,一人一人が気をつけて毎日を過ごし,1日でも早く明るく先を見通せる日が来て欲しいものです。

当院では,患者さまの感染のリスクを少しでも抑えるために,職員のマスクの着用や手洗い,患者さまの触れる可能性の高い自動ドアのボタンやソファ・扉の取手・患者さまにお渡しするファイルなどの消毒や,院内の空間の定期的な換気などを徹底し,環境整備に努めています。「いつものお薬をもらいに来ました」と安心して来院していただけるように,これからも気をつけて参ります。

(吉田任子)